パイオニアの[身体で聴こう音楽会]がメセナ大賞を受けました



 筆者の都合でいささか旧聞に属しますが、去る9月27日パイオニア株式会社がメセナアワード2007メセナ大賞部門で[体感音楽賞]を受けました。
 社団法人企業メセナ協議会について詳しいことは
http://mecenat.or.jp を御覧下さい。

受賞の理由は三つです。
@自社のノウハウを活かした社会貢献であり、独自性がある
A多くの社員ボランティアが参加している
B国内・海外も含め徐徐に活動が広がっている

 パイオニア社が難聴の人に音楽を楽しませてやりたいというお気持ちから「体全体で音楽を聴く」システムを作られたのは勿論商品化を目指してのことだったでしょう。しかし、これは私の想像に過ぎませんが、市場のレベルが成熟していないために商品化を見合わせたように見受けられます。

 折角の作品が勿体ないと言うことで、社内の有志がボランテイア活動として定期音楽会を始められたようです。始めるのは簡単ですが、とにかくこれまで絶え間なく続けてこられた息の長さには敬服の他ありません。
 本社社屋での定期コンサートの他に都内の様々なホールでのにコンサートに出向いての協力があり、難聴者協会主催の音楽会には必ず出張して頂いています。全て無償の行為です。毎回このチームの精魂込めたサービス精神には頭が下がるばかりでメセナアワードを受けるのは当然だという気がします。

 私も以前は毎回通っていたのですが、ここ2年ほどは東京都主催の難聴者を対象とするコミュニケーション教室の下働きがあって、日程が完全に重なっていました。残念と思いつつも参加できなかったのです。幸い役目を終えましたので来年からまた聴きに行けます。首都圏におられる方には是非御試聴あるようお勧めします。


[身体で聴こう音楽会]新年のスケジュール

A.定期コンサート
  会場は目黒駅近くのパイオニア本社1階 開場13:30 開演14:00 終演16:00 入場無料

 @1月26日(土)手話ライブコンサート 出演:フラワーメイツ
   曲目:カルメン’77、北の国から、口ずさんで、三百六十五歩のマーチ、高校三年生、もしもピ    アノが弾けたら
   * 見て、口ずさんで、一緒に手話コーラスを楽しんで下さい。

 A2月23日(土)日本とイギリスの歌で紡ぐやさしい時間[春風を迎えに](全曲手話付き)
   出演:鈴木絵麻(歌・リコーダー) 吉川貴洋(歌) 萩堂綾(ピアノ)
   曲目:どこかで春が、ペチカ、雪の降る町を、あわて床屋、この道、ロンドンデリーの歌、グリー   ン・スリープ 
      ス、マザーグースの歌メドレー
     * 懐かしく暖かな歌の世界。日溜まりのように心地よく楽しい音楽で一足早い春を楽しみま       しょう。

 B3月23日(土)フラメンコ・コンサート
   出演:MESA MEDONDA

フラメンコとはスペイン南部のアンダルシア地方で生まれた民族音楽舞踊です。アンダルシアはスペインに統一されるまで800年もの間アラブの支配下にありました。そのごヒターノ(ジプシー)が定住し、彼等の音楽とアラブ系の音楽とスペイン固有の音楽とが入り交じってフラメンコができました。
私たちのグループは伝統的な音にバイオリン・ベース・パーカーションの音色を取り入れた新しいフラメンコを楽しんで頂くよう練習を重ねています。音楽に合わせて激しく舞う豊かな個性をお楽しみ下さい。

B.外部ホールコンサート

 @1月28日(月)トレイルブレイザーズ・テンピース・ブラス The 8th!
   会場:東京文化会館小ホール 会場:18:30 開演:19:00
   プログラム:山里佐和子:世界初演委嘱新作
         星野究:核の時代 テンピース版 世界初演
         石田忠昭:デイヴェルティメント 世界初演 委嘱新作
         ゴフ・リチャーズ:アラカルト 2004年委嘱作品 再演
         ピーター・グレイアム:CATS TAILES 委嘱新作 世界初演
   *聴覚障害者は無料招待 体感音響システム15席用意

 A3月8日(土)パイオニア交響楽団第18回定期演奏会
   会場:大田区民ホール・アプリコ 大ホール 開場:13:30 開演:14:00
   指揮:黒岩英臣
   曲目:ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
      ハチャトリアン:バレエ「スパルタクス」より
      ベートーヴェン:交響曲詩第3番「英雄」
   *聴覚障害者し無料招待 体感音響システム20席用意

*予約が必要です。詳しくはパイオニア株式会社[身体で聴こう音楽会]ホームページを。

 

 

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