補聴用周波数変更か?



 FM補聴器を代表とする補聴用無線機器の周波数は75メガヘルツ帯でした。しかし、ここは問題が幾つもあって実用にほど遠いことが次第に明らかになりました。
 既にこのホームページで詳しく書いていますが、繰り返すならアメリカでは75MHzから216MHzへ、ヨーロッパでは169/173/187MHzと高い方に移っています。

 日本では平成11年に地上波テレビがデジタルに移るのを待って空き家になったところに割り当てるとされていましたが如何にも間延びしています。それまで待てというのかという激しい声に応えて重い腰を上げて169MHz帯に移すことを諮問することにしたのではないでしょうか。

 この周波数は日本では主としてJR各社・石油公団・石油コンビナートなどで防災警備のために使われています。
その隙間に補聴用を潜り込ませようと言うのでしょう。

 補聴器の技術に最も意欲的なのはヨーロッパのデンマーク・オランダ・ドイツなどで、169メガ帯を認めればヨーロッパ産のFM補聴器がそのまま使えます。日本で生産するより輸入した方が速い。開発費もかからない。情けないがそれが日本の福祉行政の常道のようです。

 私としてはどうせなら思い切ってもっと高い周波数を選ぶべきだと思いますが、とにかく何時までも補聴用ワイアレスの舞台を空き家にしておくのはみっともない。皮肉を言わずに一つの前進と受け止めることにしようではありませんか。

 

 

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