携帯電話通話阻止用の妨害電波のこと知ってますか?




 2年前からある会社に呼び込まれてFMを使った無線式の対話器(という名前を仮に使っていますが)の試作機の具合がなかなか良くできています。第二次試作が2月にはあがる予定なので皆さんの希望を募ってある期間テストをお願いするつもりでおります。

 この28日に会社の納会がありました。某有名ホテルの最も高い位置にあるレストランが会場でしたが猛烈な妨害電波のためにテスト機の送信機の使用はあきらめ、受信機の内蔵マイクだけでつきあいを済ませました。

 去年同じ会場でテストしたときはこんなことなかったのです。翌日になってこのへんの事情に詳しい方に教えて頂きました。それは携帯電話を使われては困る場所に使用を認められている妨害電波のせいらしいのです。

 電車の中やホールなどでいくら携帯電話のスイッチを切ってくださいとお願いしても聞こうとしない人が多くなりました。マナーの良いことでは国際的に定評があった日本人も堕落したもので、つくづく情けない限りです。

 それで絶対に使って貰っては困る場所では妨害電波を出して強制的に通話を邪魔できるようになったそうです。当然のことながら本来は携帯電話の周波数周辺にのみ限られる筈です。ところが悪い奴がいるもので非公認の機械が大量に出回って非常な広範囲に妨害電波をパラ撒くようになりました。

 東京都内でも色んな所に妨害機がつけられ始めたそうですが、このために携帯電話が通じなくなる場所が増えています。地震や火災などで非常通報ができなくなったらどうするか。非常の際に妨害機のスイッチを切ることまで頭が回る人がいるでしょうか。
 例のニューヨークの貿易センタービルでの事件のとき、大勢の消防士が亡くなったのは無線の指示がうまく通らなくなって退避命令が徹底しなかったためとも言われているそうです。

 「公共の場所で携帯のスイッチを切らない人間をどうかと思う。だからと言って妨害してしまえという考えにも納得できない。そう考える私の方が変なのだろうか?」私にこのことを教えて下さった方はこう結んでいました。

直線上に配置
 

補聴機器勉強会 に戻る