佐藤が認識を新たにしたサンヨーの骨伝導電話機




 2005 10月8日、幕張メッセでCEATEC JAPAN 2005がありました。デジタル技術を売り物にする全メーカーの展示会です。
 情報通信アクセス協議会という団体があってお年寄りと障害者が使いやすい通信機器はどうあるべきかを研究しています。この団体が特にコーナーを一つ設けて、この方面の開発に熱心なメーカーの新製品を一塊りにして見せてくれました。中・軽等度難聴のページで御紹介しますので、この後でそちらを御覧下さい。

 私はこれまで何度か「私の耳には骨伝導は用を為さない」と書いてきました。愛宕山のNHK放送博物館でのデジタル技術の展示でも、世田谷のNHK技術研究所の公開でも私の耳に合う物はありませんでした。今回のショーでも某メーカーから骨伝導携帯電話が展示されましたが私には音量不足で使えませんでした。

 ところがです、サンヨーの電話機ではバッチリ聞こえるのです。思わず耳から話してマジマジと見つめてしまいました。他社の製品と比較して振動部が大変大きい。アンプのパワーも十二分に大きくとられています。音量調整を最大にすると75dBの私の耳でしっかりと聞こえます。補聴器のテレホンコイル切り替えスイッチをTにすると、もうガンガという感じで音崩れもなく聞こえるのにはつくづく感心しました。

 もっとも、一般の骨伝導と同じように振動部を耳の後ろに当てると聞こえません。耳介(外耳)に当てると綺麗に十分な音量で聞こえると言うことは骨伝導音と気導音を巧みに組み合わせたサンヨー技術陣の発想の素晴らしさいうべきでしょう。

 私は自宅の電話機にはこのホームページで紹介しているようなアンプを組み合わせて用は足りていますから自家用としては必要ありません。しかし、一日中会社のデスクに張り付いている私としてはこれが携帯電話になってくれたら…と痛切に思いました。

 私は今GPS付きの携帯電話を使っていますが、あれもこれものサービスは全て返上してでもこの振動体つきのものがあればどんなに助かるでしょう。
 私の携帯は95%はメイル用に使っていて余程条件が良くないと会話は難しいのです。この振動体があったら私にも使えるようになります。サンヨーの技術陣に一踏ん張りの努力をお願いしたいところです。

直線上に配置
 

補聴機器勉強会 に戻る