0709 オルゴールのオリジナル曲がいける



 9月4日人工内耳友の会埼玉支部の勉強会がありました。(株)日本コクレアのクリニカルサービス課・山本誠氏による「人工内耳の周辺機器の取り扱いについて」と題するきめ細かい技術説明がテーマでした。
 このホームページの相棒森脇さんが来月にも人工内耳を入れることになって、私も俄に勉強熱心になった感があります。

 私は磁気ループの設営をお引き受けしたのですが、丁度よい機会と、あるCDを1枚それも(ある1曲だけ)持ち込みました。坂本龍一の「エナージーフロウ」のオルゴール曲です。これが大変に受けて私の宿題の一つが解けました。

 今の人工内耳ではメロディーを正しく聞き取れないのでリズムだけを相手にしなくてはなりません。その楽器の一つとしてオルゴールがよいのではないかとかねてから考えていました。それで「クラシックコレクション」「デイズニーコレクション」「ビートルズコレクション」などのオルゴール曲を集めて何度か人工内耳の皆さんに聞いて貰ったのですが期待した程ではありません。皆さんが何か浮かぬ表情をなさる
のです。

 以前に同じことを書いたかも知れませんが、失聴以前に聞いたメロディーの記憶がしっかりしているものは駄目のようです。音階が狂って聞こえてはそのことばかり気になって音楽として楽しめないのしょう。

 それで「今まで聞いたことのない」あるいは「どこかで聞いたような来もするが覚えていない」しかし名曲には違いない。そんな曲を探してみました。その一つがエナージフロウなのです。坂本龍一本人の演奏によるピアノは大変良いものです。
 でも、今回はα波のユラギを入れて編曲されたオルゴールを使いました。ピアノよりも遙かに単純な、ポツンポツンという、何か頼りない、考え考え弾いているような感じのオルゴールが人工内耳にはふさわしいのではないかと思われたからです。

 これを開会前の準備時間中に磁気ループに流して随時参加者の皆さんに聞いて頂いたのですが、じっと耳に神経を集中して次第に顔が顔がほころんでくる。皆さん揃って「これは良い」とおっしゃる。「いいね、これはいいね」と重ねて。

 オルゴールのオリジナル曲なら素直に楽しんで頂けることを確かめられて私にとっては非常に大きな収穫でした。 

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