0707 スチールパンのCDを聞いてみました



 ドラムのCDはないものか秋葉原に探しに行きました。今回は石丸電気に的を絞ったら和太鼓のCDが各社から出ているのを見つけました。和太鼓は人気があるようですね。

 洋楽器グループの打楽器だけのコーナーは残念ながらありませんでした。作られていても地味なのでストックを置いていないだけのことかも知れません。店員に声をかけてみたら勧めてくれたのがスチールパンのCDでした。 スチールパンは洗足学園音楽大学の打楽器アンサンブルで始めてみた楽器です。ありきたりのドラム缶に凹面鏡みたいな金属板をはめ込んだだけなのがダブルベース。高さを1/3にチョン切ったのがテナーパンです。これまで何気なくドラム缶と言ってきたけどドラムとは太鼓のことでしたね。さては楽器の方が先で、こいつを失敬してガソリンを入れるようになったのか…なーんて。

  和太鼓は何時でも買えるから今回はスチールパンを求めてきて聞いてみました。なかなか楽しめる音です。和太鼓はダイナミックレンジが広すぎて(あるいは大き過ぎて)難聴者には一寸辛いところがありますが、スチールパンは掌で叩くのでそんなに大きな音は出ません。私の耳には大変助かりました。

*ダイナミックレンジとは最も小さい音から最も大きな音までの音量の差のことを言います。ダイナミックレンジが広い曲で代表的なのはラヴェルのボレロですね。微かな微かな音から始まって耳も破れるような大音響で終わる。我々難聴者にはこういう曲は音量ツマミから手を離せないので大変です。室内楽のように音量が比較的平均していて起伏の少ない音楽をダイナミックレンジが狭い(あるいは小さい)と表現します。難聴者にはこういう曲でないと耳に辛いのです。

  聞くだけではなくて自分で叩いてみることが大切だと思い始めたのはパイオニアの「体で感じる音楽会」のおかげであることは確かですが「福祉工学の挑戦」に書かれていたスエーデンの研究(1998年)「後天的な聴覚障害者の指先に触覚の刺激を与えると大脳左半球の聴覚視野が活性化され、音声に関連する情報であれば言語中枢にも伝わっているのではないか」というところに注目したせいでもあります。

  「指先に刺激を与える」には掌で叩く楽器がふさわしいでしょうね。スチールパンは家庭に持ち込むにはデカすぎるのでコンガなどはどうでしょうか。私はまだ見ていませんがタルコンガとか言うテレビゲームがあるそうです。テレビ画面でゲームを楽しみながら二つのコンガをポンポコ叩く。楽しそうだし耳と脳の訓練になりそうです。

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