0413 高血圧を薬で下げるな




  「高血圧を薬で下げるな」 新聞の広告でこの書名を見たとき「オヤ?」と思いました。
 ここ一年以上降圧剤の処方を受けているからです。年2回の健康診断の度に「年齢を考えればどこもかしこも申し分ない。ただし、血圧だけは高い」と言われてホームドクターから朝晩2回薬を飲むことを命じられています。
 ところがどうも調子が良くありません。薬を飲むと血圧が110とか120まで下がる。ドクターは「低けりゃ低いほど良い」と嬉しがるけれど足許の踏み締めが頼りなくて雲の上を歩いているような感じです。「本当にこれで良いのか、と心配でした。で、この本を買いました。
本
 大体私の平常の血圧は160台です。昔は年齢に90足すのが正常血圧とされていました。私はもう直き74になりますから昔流に言えばOKな筈です。ところが今は年齢に関係なく140以上が高血圧ということになって、日本人の成人の半数5000万人は薬で血圧を下げなくてはならないとされています。

 なんでそんなことになったのでしょう?この本には大変丁寧に説明されています。詳しいことは読んでいただくことにして、この数字はWHOが作ったもの、そしてその背後には2大製薬会社があるのですね。日本の厚生労働省はこの数字を横流しにしているに過ぎず、医師界は薬が売れることなら大歓迎。この本にはそう書いてあります。

 血液には酸素や栄養素を全身の細胞に運ぶという大切な役目があります。年をとると誰でもある程度血液の循環が悪くなりますから心臓は血圧を少し上げて栄養素が隅々まで行き渡るようにします。ですから年とって血圧が上がるのは自然なことなので、下げすぎるとかえって危ないのです。70才を越えたら最小で100最大で180の範囲なら薬は全く必要がない、と。

 私は朝は利尿剤(オシッコを出やすくする薬)を、は晩カルシウム拮抗剤を処方されています。どちらも優秀な降圧剤なのですが、前者は水をこまめに飲んで腎臓の働きをよくすれば済むことだそうです。後者は癌になり易い怖い薬らしいのです。
 これ以上余計な引用はしませんから読んでみて下さい。浜六郎著・角川書店刊・686円です。

 ついでと言っては失礼ですが面白い本を見つけました。渡邉正著・光文社刊・知恵の森文庫・「朝食をやめて健康になる」514円+税です。

 これには朝飯は止めなさい、お昼まで胃袋を空っぽにしておいて、代わりにチビチビと水を飲めとあります。はっきり朝食は体に悪い…と。水を飲んで腎臓の働きを活発にすれば血圧が下がることにおいて前の本の趣旨と重なります。

 こうもあります。「意外なところでは耳の故障もよくなります。耳が遠くなるのは内耳の動脈に尿酸や蓚酸などの老廃物や毒素が溜まって血液の循環が悪くなるからです。それらが溶けるときの音が耳鳴りです。夜休んでから1〜2時間の間に体液がアルカリ性になってくると酸性物質が中和されて流れ出し、その音が耳鳴りとなって聞こえるのです。朝食を止めると耳鳴りの原因となる毒素と老廃物の排泄が進みますから耳鳴りは軽快になります」
 私のように壮烈極まりない耳鳴りに悩まされてきた者としては「どうしてどうして、そんな生やさしいものではありませんよ」と抵抗したいところですが、そのような原因を持つ耳鳴りもあって軽快になることもあることは一つの事実として知っておく必要があるでしょう。

 私は月に二度三鍼法の治療を受けに通っているので、このことを伺ってみました。林先生は「一日二度と言わず夜6時の一度にして御覧」と言われました、しかし、私の勤務時間の関係で夜の食事が8時になることを知られて「それじゃ二度でも仕様がないね。どっちにしても朝抜くのはとても良いことだよ」と仰せられて、以後このことを励行しています。
 鍼治療の効果も含めてオシッコの勢いと切れがとても良くなったことは嬉しいことで、大きな声で報告しておきたいところです。

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