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最後に毎日励行しているのは毎日少なくとも8000歩は歩くこと、歩数が足りない日は帰ってからスクワットで補うことです。これも体温を上げる意味で石原先生が強く勧めておられることを実行しているに過ぎません。
スクワットはやってみると簡単なようにみえて実は相当以上に辛い体操です。最近は馴れましたがやり始めは腰が据わらずに大変でした。毎日これを欠かさない森光子さんは本当にエライ。あの若さの秘訣がこのスクワットだそうですから。
さて、退院してからまず求めたのは安保徹先生の免疫療法に関する本でした。[免疫革命]そして[ガンは自分で治せる]です。ナチュラルキラー細胞(NK細胞)というのがありまして、これが元気に働いてくれるとガンを食べてくれるらしいのです。
現代医学では手術・抗ガン剤・放射線の三点セットがガン治療の全てです。これ以外の治療法を全て「代替療法」という括弧の中に押し込めてしまう理由が私にはわかりません。三点セットはガン細胞を殺すのが目的で、治しているわけではない。ガンになった根本の原因を追求し、根っこを断たない限りガンは何時かは再発したり別の場所に現れたりします。
その意味で免疫療法こそガン治療のメインストリートであるべきと私は考えます。実際にNK細胞を取り出してこれを活性化してまた体内に戻してやる治療法があるようです。安保先生はこの道では我が国で隠れもない権威ですが、この先生が「自分でできる免疫療法のトップにあるのは実は笑いなのだ」とユーモアまじりではなくて大まじめに言っておられるのには驚きました。
ガンと笑いということになれば誰をさておいても伊丹仁朗先生ということになります。伊丹先生はまず[生きがい療法]を考えられました。三点セット以外の方法でどうガンを治すか、それにはまず患者の心からガンに対する恐怖心と言いますか「とらわれの心」を除くことだと考えられました。
そして「生きている間に差し当たって何をやっておきたいか」を患者に問いかけたのです。彼等の夢を絞り込むと山登りになりました。1984年(昭和59年)には10人を連れて富士山に登りました(私はまだ登ったことがない)。そして1987年には7人と共に本場アルプスのモンブランに挑戦するのです。
この時の感動が如何に彼等を変えたか。図解版の[生きがい療法]が書かれた1996年の時点で「この7人の内で亡くなったのは2人だけだ」とあります。このニュースは世界中を刺激してその後フランスやアメリカからガン患者ばかりによるチームがモンブランを目指すようになりました。
伊丹先生はその後落語家の協力を得ながら「笑いがNK細胞を活性化する」ことを発見されます。[笑いの健康学]や[ガンを退治するキラー細胞の秘密]を手にしてみてください。この発表以後次々と笑いの研究の本が書かれていますがことごとく伊丹先生の成果が引用されているように見受けます。
伊丹先生の最近の作は[スマイルウエーブ]というCDです。聞いてみるとザーッザーッという波の音ばかり。その間に微かにハハハとい笑い声が混じっています。なにやらヘンテコリンな中身ですがこれをヘッドホンで聞いていると何時の間には顔の筋肉がゆるんでくるのが感じられます。
これまで笑いの参考書とか世界のジョーク集とか多量に集めましたが、本当に笑える本なんてほんの一握りしかありません。テレビのお笑い番組を見ても私のような年では「何がおかしいんだよ」としらけるばかりです。それではまずいので、これからは積極的に無理してでも笑うようにしないといけません。その点スマイルウエーブは不思議な録音です。笑いの準備運動になるような気がします。
笑いが何故ガンに効くかということは村上和雄先生が遺伝子の専門家の立場から[笑う遺伝子]という傑作を書いておられます。笑いはガンばかりではなく糖尿病にもリューマチにも効く。笑うとキラー細胞の遺伝子のスイッチがオンになる。エレクトロクス屋の私にとってはたまらなく楽しい本です。(5月28日記)
免疫革命
ガンは自分で治せる
生きがい療法 笑いの健康学
笑う!遺伝子
スマイルウエーブ 
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