0326 その後の佐藤智之氏



 同氏について3本目のレポートです。何しろこれ以上少しでも悪くなったら人工内耳と本人も私も割り切っている聞こえ具合の人ですからソラでどうなるか息を詰める思いで見守っているところです。

8月29日:小学校時代の友人の感想
 イントネーションや声の高低がおかしかったけれど、その機械(ソラのこと)を使うと前と同じ話し方に戻っているね。
 マイクを4本も使って話すってのはすごいよ。
 (彼のソラはシリコンマイクを4本に両耳イアホンが2組、片耳にすると4人が聞けるよう改造してある)
*その後噂を聞きつけて静岡の友人が視察にやってくる予定。

8月31日:通いつけの医師のつぶやき
 新しい機械には驚かなくなっているけど今度のは良く聞こえているみたいだね。

9月1日:父親が突然叫んだ
 大感激だ!お前とこうして話ができるなんて。まるで夢のようだ!

9月19日:東久留米市役所で助成金を出してくださることが決まる
 福祉の担当の方がこれまで補聴器が本人にとって全然役にたっていないことを良くご存知。それがソラを使うと会話ができる。余計な説明無しで効果を認めて下さって、進んで助成金を出してあげようということになりました。

10月8日:全盲で右耳が完全にアウト、左耳が重度の難聴のピアニスト
 ろう者の集まりでソラを使わせてみる。しばらく佐藤氏と話して、考え込んで「今私はあなたと話しをしているのですね」。周りの皆さんは唖然! 佐藤氏は気持ちの高まりを抑えきれず携帯でメイル。「見たか!と思いましたよ」筆者も感動。

10月27日:妹さん来る
 妹さんは某大学某運動部のマネージャー兼場内アナウンサーだった人。今もそのスポーツの実況放送に借り出されるらしい。彼女曰く「このマイクなに?」「場内放送はスピーカーからの反響音の押さえ込みのテクニックが勝負だけど、このマイクだと全然苦労無しね」。
 (このマイクとはシリコンマイクのこと。シリコンマイクの真価を認めてくれるのは人工内耳族と決まっているけどアナウンサーとしての訓練を受けた人からこう言われるとさすがに嬉しい)
 そしてお説教。「お兄ちゃん、マイクは相手にだけ持たせても駄目よ。マイクが何本も使えるようになっているんだから自分でも使わないと。あると無いとで兄ちゃんの話し方が全然違うんだから」。
 何時も筆者に言われていることを妹から指摘されて彼もさすがに納得の体。

 

 

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