0322 聴力がアップしたというと色めき立つ人たち



 日本音響学会春期研究発表会でマクラとして私の難聴になった過程を話しました。そのとき音楽を聴くことや腕振り体操によって聴力がアップしたことをオーディオグラム上で軽く説明しました。
 案の定と言いますか、発表に続くシンポジウムでも休憩時間中にも詳しい説明を求められました。低い周波数で15デシベル、高い方で20デシベル良くなったという数字は誰でも見逃せないところでしょう。でも「何年も続けた結果だ」というと目に見えてガッカリされるのです。

 昔も今も皆さん揃ってそうなんです。誰一人として「私もやってます」と言ってきた人がいない。一月や二月はできても年単位となると皆さんやる気がなくなるのですね。「こんなに良くなるのなら私も佐藤さんに教わったときから始めれば良かった」という人ばかりです。
 例外なく「私にも効くだろうか?」とか「どのくらいで効果が現れるだろうか?」と聞きますね。「効果が見えるまで続けることです」と答えると「意地悪な」と言います。でも、他に答えようがあるでしょうか。

 私は良くなったからと言って何時ダウンするか知れない、「油断できないぞ」という気持ちを持っています。だから今でも努めてヘッドホンかぶって音楽を聴いているし、毎朝の腕振り体操は続けているし、一日一万歩歩くことにも挑戦しています。三鍼法の治療室に月に二度通うことも決してサボりません。
 耳だけにこだわっても駄目、全身の調子を整えないと…というのは誰から教わったわけでもない私なりの信条ですが愚直にこれを続けています。今からでも遅くない。皆さんも真似てみてください。

 

 

直線上に配置
 
聴力改善への道 に戻る

 補聴機器勉強会 ホームに戻る