0321 メニエールの原因にこんな解釈があるとは



 私は27歳のときにメニエール氏症候群に捕まって35歳で「原因治療法不明」と西洋医学から見放されました。当時から漢方では原因を水毒としていました。体内の水分が多すぎて内耳に水が溜まっているのだ、と。この意味が当時も勿論のこと最近までどうしても飲み込めませんでした。しかし、極く最近になって「ああ、水毒とはそういうことか。そうだったのか」と目が覚める思いがしました。そのことを書きましょう。

 私は昨年11月に引っ越してから今日まですっかり体調を崩していました。尾籠な話しで恐縮ですが強い便秘に苦しめられていたのです。私は元々が便秘性なので0413「高血圧を薬で下げるな」で書いたように朝一番にたっぷり水を飲み、日中も努めて水を飲むようにしていました。浅草にいたときはそれで快調に通じがありました。

 ところがほんの僅か北に引っ越しただけで便通が全然いけなくなりました。便通に限りませんが体調を崩す一番の原因はストレスと言われます。住まいだけが変わったのならどうってことはありませんが、会社の事務所を新たに設けてその一部に寄寓するというのは楽しくないことです。
 しかし、総てをストレスのせいにするわけに行きません。せっせとキャベツの千切り食べるとか対策を講じましたが全然効果がない。笑われるに決まってますが一時は5階から12階に移った気圧の変化のせいかと疑ったことすらあります。

 正月になって本屋さんでフト「ウンココロ手帖」という風変わりな日記を見つけました。面白半分に買ってみました。これには毎日何時に起きて、何時に何を食べて、何時にトイレに行ったか、ウンコの様子はどうだったかなどを克明に記録するようになっています。

 これを一ヶ月続けて読み通してあることに気がつきました。冷たい物ばかり食べていることです。朝一番に水を飲むことから始まって夜は冷蔵庫から出したばかりの缶詰を肴にオンザロックスを飲む。
 ご飯もまとめて炊いて冷蔵庫に入れている。それを一寸電子レンジで温めればいいものを手間を省いて冷たいままで食べる。味噌汁一つ作るのが億劫で納豆とか生卵をかけてオシマイというのが続いています。さすがにこれではまずい。

 そこで「出すと病気は必ず治る」、半月ほどたって同じ著者の「体を温めると病気は必ず治る」も求めました。どちらも強調すべきところ詳しく書いている部分が違うだけで内容としては全く同じです。
 ここで私は永年便秘で苦しめられてきた原因が自らの低温体質にあることを知りました。早速体温計を買ってきて毎日を測ってみると36度を越す日なんか一度もありません。35.2度から35.8度の範囲です。35度とは癌が最も喜ぶ体温なのだよ…と怖いことが書いてある。

 ここで反省しました。私は月に二度三鍼法の治療を受けに行きます。鍼を打たれる時間よりも圧倒的に長い時間をかけてお腹と背中に温灸が施されます。「熱いと感じたら言って下さいね」と言われるのですがポカポカと暖かくて気持ちが良いだけで熱いとは感じたことがありません。
 先月から足に赤外線を当てられるようになったし、前回から下半身に波動を当てられるようにもなりました。要するに徹底して暖められている訳です。温灸で暖めると鍼の効果が上がるものとばかり思っていましたが、今にして思えば私にとっては体温を上げることが何よりも大切なことだったのでしょう。

 これは月に二度暖めて頂くまでもなく毎日自分でできることです。四六時中体温を36度以上に保つことを心がける必要があったのです。こんなこと今の今まで知りませんでした。
 腹巻きをするとか、起き抜けに生姜をおろしこんだ熱い紅茶を飲むとか、これまでシャワーで片付けていたのにゆっくり湯船につかるとか、本に書いてあることを実行して忽ち便秘が解決したことは言うまでもありません。

 同時に漢方でいう水毒の意味とその正しい対策についても学ぶことができました。私が生まれ育った秋田県は日本一脳卒中が多い県でした。塩分のとり過ぎと言われて積極的にその運動を勧めたら脳卒中が減った分だけ脳梗塞が増えました。
 また秋田県には日本一自殺が多い県という不名誉な記録もあります。それは何故かということを著者の立場から明らかにしています。反論も多いことでしょうが私にはいちいち納得できるのです。メニエール氏症候群という未だに訳が判らぬとされている病気に一つの答えを得たように思いました。関心がおありの方は一つ読んでみて下さい。

 

 

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