0237 シリコンマイクをスイッチつきにする



 手持ちのマイクを使うことは簡単なように見えて難しいものです。マイクと口元の距離を一定に保ちながら話すという一見何でもないことが慣れない内はできそうでできません。
 特に手話を使い慣れている難聴者はどうしても手が動いてしまう。話しに身が入ってくるとマイクを振り回す。声が大きくなったり小さくなったりで聞いてられない。「口元で話せ」と合図を送った瞬間はハッと気がつくけれど直ぐ忘れる。
 難聴者用としてはタイピン型マイクをできるだけ口元に近く、襟のあたりにつけるのがベストです。そして、話し手が複数になると一個ごとにスイッチをつけたくなります。

 左の写真を御覧下さい。これはマイクコードの途中にスイッチボックスを挟んだ物です。3極プラグ(ステレオ用とも言います)を介して1.5〜5.5Vの電圧が加えられていますが、その電圧を入れたり切ったりすればよろしい。間違っても信号のオンオフはしないことです。これでも結果は同じですがオンオフの度にカツンカツンと耳障りな音が入ります。電源を切る方が間違いがありません。

 次に右側です。ケースが大きいのはCR−3032という3Vのリチウム電池が入っているからです。左側のケースに無理すれば耳掛け補聴器に使うLR−44というアルカリ電池を押し込むこともできますが、コストパーフォーマンスから言ったら絶対に高電圧のリチウム電池の方が有利です。
 ケースが大きいとパイロットランプがつけられます。写真ではよく見えないでしょうが左上の隅に発光ダイオードの小さいのを埋め込んであります。
 この電池ボックス式だと出口として2極のモノラルプラグが使えるので普通のアンプの外部入力端子にそのまま入れられます。二つ三つ作っておくと何かと重宝するでしょう。

 *この記事は0151と連動して御覧下さい。

 

 

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