0207  宇留嶋さんと福岡さんからのお手紙



 質問掲示板で何度かやりとりのあった宇留嶋さんと福岡さんからのお手紙を御紹介しましょう。

 宇留嶋さんはろう学校の先生です。隣の教室と上下の教室で同時に使う磁気ループの混信に悩まされて来ました。この欄の書き込みを参考にして写真のようなループを工夫されました。なるべく小さいループにして垂直方向を使い分けると申しあげましたが、宇留嶋さんは両端を折り曲げてこんな形のループにされました。斬新で大変スマートな出来映えとお見受けしました。この部屋は多分2階なんでしょう。

           


 この写真を含めて読み応えのある長いレポートを送って下さいましたが、このHP宛に書かれたものではないので、そっくり転載することは遠慮しなくてはなりません。いずれ改めて御本人にお書き頂くか、私が今後適当な場面で少しづつ御披露することにするかどちらかになるでしょう。

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 フックこと福岡さんは愛用の補聴器と指向性マイクの組み合わせが思うように行かなかったようです。それで、比較の意味でこの次の次に書く予定のアンプを1週間だけお貸ししました。その結果は大変うまく行ったようです。お返し下さった品に添えられたお手紙に感動しました。これも又、全文は控えて最後の部分だけお目にかけます。

 「佐藤様のホームページに偶然出会ったおかげで、デジタル補聴器の再調整をするキッカケとなり、人生が変わるほど調整がうまく行きました。自分の耳の変化や職場環境の変化などに気がつかず、合わないままにこんなもんだろうと思って使っていました。本当に劇的に変わりました」

 これほど我々両名のホームページの趣旨を正確に言い当ててくださったのには感激の他ありません。我々は補聴器を作ろうとは全く考えていないのです。補聴器とは検眼して作った眼鏡のようなもので癖があります。耳の条件は時々刻々と変わるのに補聴器をそう度々買い換える人はいません。長い年月を補聴器を通して聞いていると、補聴器経由の音が音の全てであるかのように聞こえるようになります。

 そうではないのです。なんの癖もないフラットな特性のアンプと聞き比べるとその差の大きいのに驚きます。時計の針を合わせるように自分の耳も時々校正してみる必要があるのです。福岡さんは一発で我々の真意を読みとって下さった。有難いことです。

  福岡さんからお貸ししたアンプにサーというノイズが感じられるということとケースがもっと薄くならないかとの御意見がありました。それと「騒音抑制機能」が欲しい…と。 

  写真の左側が今回お貸しした物、右が中身は同じで薄いケースに入れた物です。売り物ではないので実験段階では作業に骨が折れない大きめのケースを使うのが普通ですが、実用性が高まるとギリギリのケースに押し込むこともありますよ。

                                      汎用ソラ

 サーというノイズの理由は二つです。多目的に作られた市販のアンプキットはノイズについてはかなりバラツキがあります。それとお貸ししたイアホンは音楽の観賞用で高音も低音も素晴らしく良く延びています。補聴器用のイアホンとは全然違います。サーノイズが聞こえやすいことは確かです。御勘弁!
 「騒音抑制機能」についてはいずれ自作のコーナーで取り上げるように致します。 



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