0157 8回路のマイクロホンミキサーを作る



 これまで繰り返し紹介してきたシリコンマイクはユニット単体ではなくてマイクアンプが組み込まれた物です。ですからボリウムを一つ入れて簡単に音量調節ができます。ただ、そのためには4芯の線で引き出す必要があります。4芯の線は簡単に手に入りますが4極のプラグで形の小さいのが秋葉原中めを更にして探してもなかなか無い。

 無いことは無いのですが、このホームページは「全国どこでも手に入る物で作れる」ことを原則にしています。そして名人芸を必要としないものでないと困ります。「ないことはない」と書いたのは二つ三つ失敗しないとハンダづけやその後の処理が難しい品物ならあるということです。これではとてもこのHPで紹介はできません。
 それで4芯線を諦め、3芯線とありきたりのステレオプラグが使えるものにしボリウムコントロールは外付けでやることにしたのはこれまで書いてきた通りです。

 この方式で8本のマイクロホンの音量調節ができるミキサーを作ってくれないかという希望がありました。ボリウムは抵抗ですし、何個も並列に入れると相互に影響し合うので、もう一つ抵抗を通してトータルでのバランスをとる必要があります。これで音量がガタッと落ちる。
 「そうなるけど良いか?」と打診したら「良い」とおっしゃる。作ってあげたのですが落ち方が彼氏の想像以上だったようです。「もう少しなんとかならいなか」と来ました。それで私が使うなら実用上これで十分というギリギリの線まで再調整してあげましたが、まだシリコンマイク単体で使うときの音量の差が気になるようです。こういうことは実際に使ってみて判ることなので無理もありません。となると、簡単なアンプを入れて抵抗で落ちた分を補ってやる必要があります。
ミキサー
 こうして満足頂ける形に落ち着いたのを写真でお目にかけます。出席者がミキサーを取り囲むようにして使いたいとのことなので、マイクの差し込み口やボリウムのツマミは1番から4番までと5番から8番までが向き合わせになっています。「簡単なアンプ」をどこに組み込むか森脇さんと相談したのですがミキサーの中に入れると電源を別に用意しなくてはいけない。今回はアンプ本体の方にしようとの彼の意見に従いました。

 メインアンプのボリウムつまみを時計の針で言うと二目盛りくらい進めて使うつもりならマイクアンプはいりません。大体どんなアンプでもツマミを最大の位置で使うことはないのでこれで十分な筈です。それが気になるなら今回のようにアンプがいります。今度はミキサーに組み込んで電池を外付けにしたものを作ってみたいなと思っています。



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