0153 安上がりなワイアレスシステムを考える(1)



 マイクで受けた信号を伝えるの最もコストが安くてトラブルがないのは有線方式、つまりマイクコードを長く引っ張ることです。でも、どうしてもワイアレスで行きたいという人が世の中には大変多い。こうした場合私はTOA(株)のWM−1100型送信機(タイピン型マイクロホン組で45,000円)とWT−1101受信機(25,000円)の組み合わせを勧めています。http://www.toa.co.jp/

 一式7万円しますから個人用としては痛い。「もう少し安いのはないか」と言われると東京サウンド(株)(REXER)のRMX−300型もしくはRLX−300型の55,000円のセットを紹介しています。私も貸し出し用として3年越しこのレクサーを使ってきましたが3年以上たってもトラブルは一度もありません。安心してお勧めできます。(秋葉原なら山一電気扱い、電話/FAX:03−3251−5510)

 しかし、このホームぺージは自作を中心に据えて「少しでも安く」というのが信条になっています。既製品をありのままの姿で使うのは芸がない。どうやったら安くできるか、これから一緒に考えてみようではありませんか。

 まず最も安いのが0123で書いたワイアレスマイクキットによる自作品と市販のFMラジオの組み合わせです。これはマイクを卓上に置いて使う限りは立派に実用になります。
 問題は手で持ったりポケットに入れたりして話している内に体温の影響で必ず周波数がずれることです。受信機の選局ダイアルを少しづつ少しづつ動かして追っかけなくてはいけません。これは慣れた人なら何でもないことですが、早く言うとシロウトには易しくありません。特にポケットラジオか何かで選局ダイアルが小さいのは絶望的です。神経が疲れて途中で嫌になる。

 この点で言うなら写真(左)の(株)イーケイバャパンのエレキットPU−2106型という完成品のワイアレスマイクは優れものです。惜しいかなステレオ用なので形が大きすぎる。13×6.5×2.3(cm)もあると気軽に手持ちでというわけには行きません。モノラルタイプが発売されることを強く期待したいところです。

ワイアレス 写真(右)は秋葉原で買ってきた得体の知れないワイアレスマイクです。メーカー名もはっきりしなければ保証書もない。万事心得た人が実用と遊びの中間として使うのならそれなりに意味があるという品物です。大きさは8×6×2.3(cm)で、前述のマイクがモノラルになればこれより一回り小さくなるだろうと思います。送信機だけで1万円を切りますからモノグサ派の実験用として紹介だけしておきます。


 

 

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