0146 ソラシリーズ物語(8)
    シリコンマイク用の汎用ソラ



 この基盤の製図を終えたときはシリコンマイクが世に出ていませんでした。第2バージョンを作るときは専用端子を設けるつもりですが、それまでは次のようにして使って下さい。

@難聴の度合いが軽い人向け
 インターネットで検索しますとシリンコマイクもマイクユニット単体とマイクアンプを内蔵した物の両方が売られているようです。目下秋葉原で簡単に手に入るのは後者です。我々もこれを使ってきました。
 アンプ内蔵型の有難いのは出力が大きいのでパワーアンプを直接ドライブできることの他にマイクコードを好きなように長くしても悪い影響を受けにくいことです。

 万能基盤の配置図を御覧下さい。ボリウムの端子が三つ出ています。前段のマイクアンプからの信号が入るホット側。真ん中がボリウムの中点、つまり後段のパワーアンプへの出口。そしてアースです。
 アンプつきシリコンマイクはパワーアンプへ直接入れてもほどほどの大きさで鳴ってくれます。つまり、基盤のホット端子は遊ばせてボリウムのホット側へシリコンマイクの信号を入れればいいのです。

A難聴の程度が重い人向け
 @の方法では音量が十分でない場合、コンデンサーマイク用に設計された万能基盤のマイク端子に信号を入れるとパワーが余って音が歪みます。それで抵抗を一つ入れて落としてやります。
 具体的には50キロオームから100キロオームの抵抗を直列に入れます。抵抗を大きくすればするほど@の条件に近くなる。抵抗を小さくするとボリウムを最大にに上げると歪んでしまう。どの辺がいいかは御自分で最も使いやすいボリウムの位置に合わせて選んで下さい。

B忘れてはいけないこと
 シリコンマイクへの電圧のかけ方はコンデンサーマイクとは違うことを何度か書いてきました。そこを読み返して忘れないようにして下さい。三端子型プラグいわゆるステレオプラグを使うときは真ん中の端子に3Vを繋ぐこと。そして先端には50kΩ〜100kΩの固定抵抗を繋ぐこと。ポイントはそれだけです。

 「汎用ソラ」としてカインド福祉ネットがお世話しているのはこの処置をしてあるものです。ジャックを増やして複数のマイクが使えますし、コンデンサーマイクと併用することもできます。それはいずれ応用編として書きましょう。

 

直線上に配置
 
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