0137 Blue Tooth=ブルートゥースに触れる



 東京工業大学で始めてBlue Toothを見せて頂きました。私はコストの点でこれまで有線一本槍でやってきましたが、世の趨勢は無線化に進みつつあります。これを機会に私も勉強を始めることにしました。

 東工大で拝見したのは送信機・受信機共に単四乾電池一本で済む非常に魅力的な品でしたが、私は一歩引いて電気をふんだんに食わせると何ができるか?から始めることにしました。

ブルートゥース 手に入れたのは写真のロジテック(株)製のLBT-AS100C2Aという品です。左の小さいのが送信機で、5Vのリチウムポリマー電池(充電式)を使います。
 右が受信機で、電池は入っていません。5VのACアダプターを使います。長さ6.5センチのアンテナが折り畳みではなく固定になっているところから見て、この品は固定用として設計されたことが判ります。

 説明書に書いてありますが、この組み合わせは携帯電話やパソコンやCDプレーヤーなどからの信号を電波で飛ばして受信機で受け、それをオーデイオ機器で再生するように作られています。マイクを働かせるには別にマイクアンプが必要です。

 それでコンデンサーマイク+マイクアンプで試してからシリコンマイク単体で働くかやってみました。マイクを口許に近づけて話せばマイクアンプ無しで立派に働きます。これは大きな収穫でした。

 このシステムはステレオとして設計されていますから、シリコンマイクが2本あれば簡単にステレオでの聞き取りができます。
 私は片耳が殆ど駄目なので、これまでステレオによる音を一度も聞いたことがことがありません。それでステレオには関心がないのですが、先日このHPの人工内耳のコーナーで紹介した「サイボーグとして生きる」の中に一寸心を揺さぶられるところがありました。

 両耳に人工内耳を埋め込んだ人の話です。「世の中とのつながりが深まる気がする」「生きている実感が前より強くなったという人もいます。とにかく両耳が聞こえるのは素晴らしいことです」。羨ましいなと思いました。

 早い機会にこのBlue Toothを使ってステレオ効果を試してみます。私の友人に両耳115dBという人物がいて両耳に高価な補聴器をかけていますが会話用としては殆ど役に立ちません。私とは専ら筆談でした。
 それが私が所属する会社で試作中のワイヤレス送受信機を貸してあげたらギリギリのところで会話が可能になりました。自分の声が聞こえると発音も声の大きさも正常に戻るのがハッキリ判ります。
 これがステレオになったらどんな具合に聞こえるか? 私ではテストができませんが彼なら何かしら味の違った感想を述べてくれるような気がします。

 惜しいかな今のセットでは自分の声が聞けません。かなりの時間の遅れを伴ったエコーのように聞こえるので話し続けることができないのです。ここのところが本当に惜しい。東工大で試したのもそうでした。何か方法があるのか、これから専門家に教わることにします。



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