0130 コンデンサーマイクの電池ボックスを作る



 ソニーとかオーデイオテクニカのエレクトレットコンデンサーマイクには凝ったケースに入れた電池ボックスが附属しているのがあります。このボックス単体では売ってくれません。こんなのは簡単なので自作に限ります。その例を写真でお目にかけましょう。

 スライドスイッチを写す都合上ケースを横向きにしていますが、実際には縦位置で使います。右手のプラグが上から降りてくるマイク、左手がアンプに行くコードの方向です。色々細かい注意が必要なので箇条書きにしましょう。
ケースの中
@電池は補聴器用の44型です。ソケットが手に入らないことがあるでしょう。秋葉原の東京ラジオデパート2Fの鈴喜デンキ(電話:03-3251-8701 FAX:03-3251-8703)で扱っています。200円です。

Aイアホンジャックは3極(ステレオ用)を使って2極目は遊ばせてください。
 何故かと言いますと、市販の「プラグインタイプ」と称するエレクトレットコンデンサーマイクのプラグには2極と3極とがあって、3極の場合は先端と2極目が内部でショートさせています。ですから、2極のジャックを使うとプラス極がアースに落ちて働きません。御注意下さい。

Bパイロットランプは忘れます。発光ダイオードでも最低2V必要ですから。

Cどうしてもパイロットランプが欲しいときは3Vのリチウム電池を使いましょう。秋月電子通商のホームページに載っているCR2032が適当です。ソケットを一緒に求めることをお忘れなく。これもホームページに載ってます。
*ただし、私はパイロットランプは勧めませんよ。マイクの消費電力が1mA以下なのに発光ダイオードはサイズに関係なく33mAも流れます。ちょいと馬鹿馬鹿しい(と私が思う…だけで、貴方がお使いになる邪魔はしませんよ)

D使わないときは必ず電池ボックスからマイクプラグを抜いておくことを励行しましょう。切ったつもりのスライドスイッチが鞄の中でONになっていることが良くあります。例え1mA以下でも流しっ放しにしていると電池は空になって、イザというときに役に立たないことになります。マイクプラグを抜きさえすればスイッチの向きがどっちでも電池に影響ありません。
*私はそんなヘマはしませんが、貸し出し用の磁気ループセットでは大変高い確率でこれをやられます。お素人衆には幾ら教えても無理とあきらめていますが、せめてあなたはそんなドジを踏まないように。

E空気電池も安いものではないので、少しくらいケースが大きくなっても平気だという神経の太い方は単五か単四を使って下さい。実を言えばその方が余程気が効いています。

F逆にケースが小さいほど良いと思われる方はスライドスイッチを省いてしまいましょう。マイクプラグを差し込めばON、抜けばOFF。細かくスイッチのON/OFFをする必要がないときは写真の上に小さく写っている3×2×1.8(センチ)のケースに収まります。

○「0109 コンデンサーマイクを使う」と「0121 コンデンサーマイクへの電池のつなぎ方」に特に関心が高いようなので、重複するところがありますが細かいことを書き出してみました。

○どうしてもパイロットランプが欲しい方のために
電源電圧3Vのとき、発光ダイオードに2kΩの抵抗を直列に入れると電圧は1.8V、電流は1.4mAに収まります。これが明るさと経済性のギリギリの妥協点でしょう。



直線上に配置
 

自作への道 に戻る

 補聴機器勉強会 ホームに戻る