0112 3Vで働くマイクアンプを作る



 さて、いよいよ低電圧シリーズに入ります。マイクアンプから行きましょう。イーケイジャパンのNT−5がお勧めです。ただしICを使って部品点数も少なく基盤面積も伸び伸びしていたTW−141から見ると配線は急に難しくなります。トランジスタ2個を使って基盤の面積もギリギリに小さくしていますから。ハンダ鏝も40Wでは手に余ります。20W以下の細い鏝先を用意してください。

                                       NT−5

 このキットでは説明書もB5版4ページとぜいたくなことをしてくれています。初心者にとっては大変有難い。惜しむらくはコンデンサーマイクの電圧を簡単に「別電源」としていることです。これでは入門者にはなんのことやら判らない。

 これはアンプの電源とは別に独立した電池を繋いで下さい…という意味ですね。同じ電源から抵抗1個で電圧を落として使っただけでは場合によってポコポコと発振を起こす(モーターボーティング)ことがあります。そのときは0109で書いたように抵抗とコンデンサーを1個づつ追加すれば大丈夫。

 トランジスタの足を間違えない。コンデンサーの極性を逆にしない。ハンダがお隣にはみ出したり接触しかかつたりする部分はないか、配線が済んだら電源を入れる前に虫眼鏡で十分にチェックしてください。

 高い倍率のレンズで調べると効いているつもりのハンダが効いていない。てっぺんがピンホールになっていることを発見することがあります。組んでは見たが働かない、叩くと生きたり死んだりする。ベテランと言えど良くやるミステークです。頭の血を下げて冷静に点検してください。

 素直に働いてくれないとツイ部品の品質を疑いたくなるものですが、最近のキットにその心配はまずありません。全部で17個に過ぎない部品です。心静かにハンダづけのミスを調べましょう。

直線上に配置
 

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